台湾旅行ーその4 旅行初日−2・九份&十分ツアー前編

お昼ご飯も食べ、お腹いっぱいになり宿に戻ると、お母さん(シェアハウスのオーナーさん)から、今日の予定を聞かれ、九份と十分に行く旨を伝えると、すごく詳しく行き方を説明してくれました。

が、もう、日本からガイド付きの車を予約しているから大丈夫ですと話すと

「え? タクシー? 車? 心配だから、運転手と会う。」と。
およよ! 大丈夫大丈夫と言っても「時々良くない人もいるから」と。

お母さん、本当にお母さんみたいに心配してくれてます。

ガイドさんは、14時に江子翠駅まで迎えに来てくれることになっていたので、お母さんも一緒にシェアハウスを出ました。

あ、それから、シェアハウスの前にマッサージ屋さんがあるんですよ。
マッサージも受けたいよねーと話していたので、お母さんがちょこっと寄って、お店の人紹介してくれ、

「九份は7時には出て帰って来なさい。戻るまで1時間かかるから、お店10時までだから戻ったらマッサージできるから。」と。

帰り時間指定。w
高校生の門限みたいだなと苦笑。
しかも、お母さん、お店の人に安くして!と値段交渉まで。

台湾の言葉って、やや早口でイントネーションの上下が激しいから、皆さん普通に話しているんだろうけど、なんか詰め寄られ感大。w

ピッタ全開って感じ。
あ、ピッタというのはアーユルヴェーダの専門用語で、火のエネルギーのこと。
アーユルヴェーダの簡単な説明はここ読んでくださいね。→アーユルヴェーダの基本

と、なんか勢いに押され、なんとなく じゃあ、戻ったら来ますーと言うことに。
あ、でも、お母さんは勧めてはくれましたけど、別に彼女にマージンが入るとかそう言うのではなく、本当に親切心からしていくれるだけです。

で、待ち合わせ場所に到着。

今回ツアーの予約は、サトちゃんが日本で全部済ませてくれています。

「先生、セダンって普通の車の事ですよね。」
「うん、そうだと思うけど…」

と、それらしき黒い乗用車。
声をかけたら Bingo!
では、乗り込もうとしたところ、お母さんが、ガイドさんと台湾語で話し始めました。

呆然と見守るチエちゃんとサトちゃん。w

多分、マッサージに連れて行くから8時までにここに戻るようにと言ってるんだと思います。w

取りあえず、サッサと車に乗ってしまおうと二人を車に押し込み、ワタクシも乗車。

ここで、交渉力抜群のチエちゃんが、ニッコリスマイルで
「じゃあ、お母さん、行ってきまーす! 早く帰るね〜〜」と。

お母さんの愛を感じつつ、車はまずは、十分へ!

今回の九份&十分ツアーは、最初に十分に行き、ランタン上げをし、その後、台湾ナイアガラの滝と呼ばれる十分瀑布を観て、九份に行って戻ってくる(シェアハウスの近くまで送ってくれます)というツアー。

運転手兼ガイドは、顔(ガン)さん。日本語ペラペラの男性で、少し日本にも住んでいたことがあると言ってました。

ツアーにはペットボトルの水も一人1本付いています。
猫の絵がなんか可愛い。

あ、それから、可愛いと言えば、台湾の人は可愛い系のデザインとかキャラクターが好きみたいです。
色んな所にご当地キャラ的なマスコットがいっぱいだったし、町の広告とか目に付くところのフォントの形が、角がアールの物が多い。色使いも優しい感じで、キティ出現率もめちゃ高かったです。

キティちゃん、ワールドワイドに仕事選んでないなぁ… っていうぐらいキティちゃん働いてましたよ。
見習わないとなぁ。w

で、車は高速に乗って十分に向かって行ったんですが…

窓にポツッと当たるものが…

へ? もしかして… 雨?

そうです。
ワタクシ達が台湾に行っているとき、台風22号が台湾に向かって進んできていたんですよ。

なんかね。
サトちゃんプチ雨女で、夏に彼女と旅に出ると何故かいつも台風が来る。w

3年位前に奄美大島に行ったときも、滞在中雨で、その翌年にサトちゃんとちえちゃんが奄美大島に行った時は台風とがっつりぶち当たり、帰りの飛行機飛ばなかったという…(^_^;)

「でも、センセー あたしは晴れ女なんですよー」とチエちゃん。

うむ。ワタクシも晴れ女なんだけどね。w

ですが、高速を走る車のフロントガラスには正に豪雨という感じの雨が当たってます。

は、ははは… 乾いた笑いのワタクシ達。

嵐を呼ぶ女サトちゃん。

でも、そんな豪雨ですが、朝早かったので、気がつけば三人とも爆睡。
いやぁ、もう、乗り物に乗ったら、みんなすぐ寝る。なんとも図太いメンバーです。(おい!

まぁ、それにゲリラ豪雨的な降り方ですが、晴れ女が二人もいるから、着いたら晴れるだろうとも思っていました。

で、目が醒めたら十分に着いてました。

んが、小降りにはなっていましたが、まだ雨は降っています。
まぁ、雨予想はしていたので、三人とも折りたたみ傘持参。ふふふ。用意周到。

で、駐車場からランタン飛ばせるところに移動です。
ここも良い雰囲気の建物がありました。

雨の台湾も雰囲気あって素敵ですね。

で、少し行くとひなびた感じから景色は一掃され、途端にthe観光地的な様相に。

線路を挟んでお店が建ち並び、人、人、人!

うっわー 平日なのにこの人だかり。

ガイドの顔さんに連れられ、人混みを抜け、一軒のお店の前で立ち止まります。
そこはランタンとお土産を扱うお店で、ランタンは何色にするか聞かれました。
単色か、4色かを選べ、4色を選ぶと更に目的別の色を選べます。(1色は白)
今回は、ピンク、青、黄色、白の4色にしました。

ランタンは結構大きくて、洋服を掛けるハンガーラックみたいなものにクリップ止めされ、1面ずつ墨で願い事を書いていきます。

 

まずはピンクを選んだサトちゃんがお願い事を書き書き。続いて青を選んだチエちゃんが書き書き。
ワタクシは黄色、白は三人で書き書き。

すると、描き上がった頃にあんなに降っていた雨が止み、空が明るくなってきました。
おぉぉ! 晴れ女パワー発揮か!

そして、お願い事が書きあがったランタンは、線路の上から空に上げます。

これがワタクシ達のお願い事!
ちょっと恥ずかしいけど、大公開。w

空にあげるよ〜〜

ランタンは無事空高く上がっていってくれました。
と、同時にまた雨が降り始めて来て、あわあわあわ。(汗)

さりげなく傘を差し出してくれているは、ガイドの顔さん。
顔さん、本当にホスピタリティの高いガイドさんでした。

さて、ランタンも上げられたので、十分瀑布を観に移動。

と、途中、1時間に1本しか走らない平渓線の電車も見ることができました。
ローカル線だからなのか、線路と歩道との間にあまり距離が無いので、すごく近くで見ることができます。
でも、危ないので、あんまり近づきすぎないように注意です。

さてさて、十分瀑布を観に行かねばです。
ガイドの顔さんは、駐車場で待っているので、滝見物が終わったらLINEで連絡を取るということになりました。
なんか、もうSNSってすごいね。WiFiさえあればどこででも連絡できちゃう。(アナログ世代なもんで)

で、十分瀑布へは、少し道を下り、川の方に降りていきます。
お天気はと言うと。雨は霧雨になったり止んだりを繰り返していました。

まぁ、この時まではね、軽く考えてたんですよ。
普通に歩いて行ったら、ドーンと滝があって、ワーイって観たらすぐ戻ってこれるって。
なんか、顔さんが、1時間ぐらいね、って行っていた言葉が気にはなってはいましたが…

でね。これがまぁ、そう簡単にいくわけ無かったわけですよ。えぇ。
今回、ネイチャー系の計画を立ててくれたのは、サトちゃん。
カパピッタのサトちゃんは、めっちゃ優秀なナビゲーターなんですが、優秀すぎるが故に

妥協しない。

せっかく行くんだから、そこは、最後まで行くでしょ。という…
福々した優しそうな笑顔でしれっとハードなことを…

え? まさかそんな体育会系な…

え? ワタクシ、もう50過ぎのおばさんだし。

雨もね、降ったりやんだり霧雨だったりスコールっぽくなったりね。
足下とかもね、悪いわけで…

あ、あの、その、そ、そんなー!

という事が待っているなんて、この時点では、ちえちゃんもワタクシも予想していなかったんですよ。えぇ。

と、まぁ、振るだけ振っておいてなんですが、長くなったので続きはまた後ほどね。

to be continued …

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【旅メモ】

九份&十分ツアーを申し込んだツアー会社(日本語で予約可能)
タビナカ
https://tabinaka.co.jp

台湾旅行ーその3 旅行初日−1・ 宿まで行く編

さて。

夫の愛でなんとかバスタ新宿に着いたのが、午前3時50分。
深夜なので高速がら空きで、30分かからないで到着でした。

空港リムジンバスは、国分寺から羽田空港第2ターミナル間しか利用したことが無く、新宿駅南口にはしょっちゅう来ていますが、バスタ新宿には初めてです。

甲州街道を挟んで新宿駅南口の正面。建物にもでかでかと「バスタ新宿」と書かれているし、エレベーターもわかりやすい場所にあるので便利。

リムジンバスの出発階は4階。

甲州街道に面しているエレベーターで上がると、CエリアとDエリアの角の所に出るのでCエリアの通路を通って、発券所のあるエリアに行きます。

 

深夜ですが発券所のある待合室には、結構人がいて、コンビニもあり、バスを待つのもそんなに苦じゃない感じ。

予約した4時40分発のリムジンバスも満席。
そして、バスが出た途端に寝落ち。w 気がついたらもう、羽田空港国際線ターミナルでした。

 

 

出張などでは、ANAを利用していて、第2ターミナルしか行ったことがないので、なんかワクワクします。

今回は、チャイナエアラインで台湾に。

 

 

サトちゃんとチエちゃんとも合流。さて!台湾に出発です!
いえぃ〜と浮かれるお嬢さん達。(朝早かったので、離陸後すぐに寝落ちっちゃいました)

 

飛行機は定刻有通り(7時10分)に飛び立ちましたが、機内激寒。

なんか、冷蔵庫の中?っていうぐらい寒い。シートに座ってすぐに備え付けの毛布にくるまっちゃいました。
なんでこんなに冷え冷えなのか…

で、機内食は、オムレツと鶏ご飯とが用意されていたようですが、鶏ご飯はあっという間に無くなり、オムレツしか選べなくなっていました。(チエちゃんは、引きが強いので鶏ご飯getしてました)

味は… うーん。可もなく不可もなし…か、な…
そして、エアコンが効きすぎなので、ホットコーヒーがあっという間にぬるコーヒーになってしまった。(^_^;)

 

 

あと、飛行の音がかなり響くので、イヤフォンで聞いている映画の音声が、あまり良く聞こえなかった。
まぁ、これは仕方ないのかもしれないんですがね。
で、あんまり音が聞こえないので、半分ぐらい見たところで、寝落ち。zzz
目が醒めたら、ほとんど終わりの方でした。
でも、選んだ映画が「デット●ール2」だったので、まぁ、話が途中でわからなくても大丈夫か…的な娯楽作品だったので特に問題なかったです。(おい!

で、飛行機はそこそこ揺れましたが、スーパーアクシデントもナッツ姫的な事も無く、無事に松山空港の到着。

台北空港のフロントには、TAIPEIという文字になってるベンチがありました。
ベタですが、こういうの結構好きです。

 

さて。台湾に着いたので、空港で日本で予約してWiFiを空港で受け取り、お世話になるシェアハウスに到着の電話。

本来はシェアハウスのチェックイン時間は、15時〜20時なんですが、今回は貸し切り利用にしていただけた上に、アーリーチェックインもOKという、特典付きでの宿泊。

そう。早い時間のフライトだったので、台北に着いたのは、午前10時。チェックインまで5時間もある…
スーツケース持っての町歩きはさすがに辛い。

ホテルとかならチェックイン前でも荷物だけ預けて観光というのこともできますが、アパートメントタイプのシェアハウスでは、そうそうこちらの都合だけでお願いするわけにもいきません。

これも、チエちゃんの人柄がなせる技! ありがたや!

松山空港(松山機場駅)からシェアハウスのある江子翠駅までは約1時間。MRT(地下鉄)を乗り継いで向かいました。

台湾は中国語なので、表記は全て漢字なので、読めるんですが、ネイティブな読み方がわかりません。
江子翠駅も、帰国するまで(いや、帰国した後でも)ずーっと「えこすい」って読んでいました。
正確には jiangzicui と読むそうです。

松山機場駅から文湖線(BR線)で忠孝復興駅で板南線(BL線)に乗り換え、江子翠駅で下車。
乗り換えの忠孝復興駅も 「ただたかふっこう」ってまんま訓読み。(^_^;)

でも、ネイティブな読み方はわかっていなくても漢字表記なので、路線図を見て、わからないって事が無いのは助かりました。

MRTのチケットはメダル状で改札のセンサーに当てれば入場でき、降りるときには投入口に入れるようになっていました。
改札のゲート扉も赤くアール型でなかなか可愛いデザインです。

滞在中の移動はMRTを利用することが多かったんですが、プラットホームのデザインは、どこも改札階からエレベーターか階段でホームに降り、左右に線路のある形でした。
あと、1番線、2番線の表記は、1月、2月。
最初、1月って何?って思いましたが、プラットホームには全て転落防止用の扉が付いていて、そこに書かれた注意書きに月台って書かれていて、あぁ、月台でプラットホームって意味なんだなと理解。

あと、映画のポスターとかもあり、曜日の部分に数字が書かれていて、これも最初は???って感じでしたが、10月3日(三)を手帳で確認したら水曜日だったので、あぁ、水曜日のことは、三 なんだと。
となると、月曜日は一、火曜日は二ってことになるのかなと。

で、松山機場駅のプラットホーム。
天井に羽の付いた飛行機や飛行船のオブジェが下がっていました。
飛行場のある駅だから、空飛ぶ乗り物ってことなのかな。

忠孝復興駅で乗り換え。
ね、プラットホームのデザイン同じ。

そして、江子翠駅到着!
シェアハウスのオーナーさんが駅まで迎えに来てくれてました。

オーナーさんは女性で、彼女のことは滞在中「お母さん」って呼んでいました。
本当にお母さんみたいに面倒見ていただきました。

駅からシェアハウスまでは数分。
町並みは、おぉぉ! 良い感じの格好良さ!です。
なんかもう、どこもかしこも良い雰囲気で絵になる建物ばかりです。

うはーん。ここで1日撮影しても良いぐらい雰囲気のある町です。

シェアハウスはそんな素敵な台湾建築のアパートメントの一室。
建物の4階なので、ちょっと階段登るのが54歳のおばはんにはキツかったんですが、部屋は広くてなかなか素敵でした。

部屋の扉は金属製の外扉と木製の内扉の二重構造。防犯対策バッチリ。
しかもデザインが可愛い!

 

入ってすぐに座り心地のいいソファセット。
正面にはテレビも置いてありました。

部屋には個室が1つにロフト式のベッドが2つ。

私は個室を使わせてもらいました。

ロフトにはそれぞれ扇風機、電源のコンセント、照明が付いています。

ロフトの前にはダイニングテーブル。
お母さんがバナナをプレゼンとしてくれました。
バナナ甘くて美味しかった〜

ガスコンロはありませんが、キッチンと冷蔵庫もあります。

バストイレは別々。
大きな浴槽も付いていて、バスタイムも快適でした。

荷物を置いて、ホッと一息。

時間はお昼頃で、お母さんがいつも利用しているという近くの食堂に連れて行ってくれました。

食堂のオーナーさん。
滞在中一度しか食事に行かなかったんですが、毎朝顔を合わせる度に優しく声かけてくれました。
撮り忘れちゃったんですが、店内にマジンガーZのフィギアと額入りの絵が飾ってあった。
永井豪さんのファンなのかな。次に行ったらじっくり話をしたい〜〜
多分盛り上がれるはず。w

メニュー
メインを選んだら、副菜が3品とスープが付いてこの値段。安い!
あ、ちなみに私たちが言ったときのレートは、1元4円ぐらい。
だから、高くても340円ぐらい。

で、こんな感じ。
なんかお任せで頼んだので、どれがどのメニューなのかは謎。w
三人でシェアして食べました。どれもすごく美味しかった。

あ。それから、今回の旅は三人の共有お財布を用意しました。
移動のための交通費、食費、マッサージなどは、そのお財布から支払うようにして、お財布の管理はメンバーの中で一番しっかりしているサトちゃんにお願いしました。

そう、今回の旅行では、サトちゃんの管理能力&ナビゲーション力の凄さでうまく行けたと行っても過言では無い。
もう、この先、サトちゃん無しでは旅行行けないかもっていうぐらい素晴らしかった。
さすがカパピッタ。

そして、交渉力はチエちゃん。
チエちゃんの交渉力の高さと臨機応変な判断力もすごかった。こちらも流石ヴァータピッタ!
まぁ、それは、旅の後半に遺憾なく発揮されるのでした。

で、ワタクシは、ただ付いていっただけ。w

今回は楽させて頂きました。ほほほ。
まぁ、リス夫と旅行するときは、サトちゃんやチエちゃんにお願いしていること、全部ワタクシがせねばならないので、今回は、ほんっとうに楽でした。うふふふ。

で、台湾3泊4日の旅。
4日間のスケジュールは以下の通り。

1日目
宿の到着後、14時に九份&十分ツアー出発(ガイド付きのチャーター車)

2日目
龍山寺で占い、迪化街で買い物、リス夫と合流し晩ご飯

3日目
野柳ジオパークでネイチャー満喫、士林夜市で食事&買い物

4日目
パイナップルケーキ&台湾コスメ&雑貨を買う

という感じ。初めての台湾旅行の王道コースです。w

ということで。
次回は、九份&十分ツアー!

ここまでバタバタしつつもかなり順調な旅ですが、
この後、まさかの!!!!!
果たして、ワタクシ達の行く手には何が!

まぁ、アクシデントが無いわきゃないわけです。w

to be continued …

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【旅メモ】

バスタ新宿
http://shinjuku-busterminal.co.jp

台北 松山空港
https://www.tsa.gov.tw/tsa/ja/home.aspx

シェアハウス LOFT CITY
https://www.airbnb.jp/rooms/18379732?s=3

台湾旅行ーその2 出発前夜直前

そして、9月9日。台湾旅行出発前日。

リス夫は、幼なじみのまさちゃんと旅行前日なのに

「まさちゃんがさぁ〜 最終調整したいって言うから、ゴルフ行ってくる。」とな。

そう、実は、今回のリス夫の台湾旅行は、リス夫と幼なじみのまさちゃんが加盟しているゴルフクラブ主催の旅行だったんです。
なので、20人以上の団体で行き、3日間ゴルフ三昧。

まさちゃんとは、多分3日間一緒にラウンドするんでしょうが、あと二人は初めましての人になるかもしれないから、調整したいとのこと。

で、リス夫は糖尿病なので、お弁当持たせないとなんですねー
しかも、今回は、5時には家を出る と言うことなので、私は3時半起き?

むぎゃー! まぁ、でも、いつもの事なので起きて作りましたよ。

そして、送り出す時に

「ゴルフ終わったら、早めに帰って来てね。」

これは、旅行前日ということもありますが、我が家には猫が二匹いるのです。
銀次郎(黒猫 15歳)と虎次郎(茶白 1歳)です。

 

 

この子達を動物病院のペットホテルに預ける予約をしているので、連れて行かねばなりません。

画像でなんとなくおわかりかもしれませんが、銀次郎はデブ猫。
8キロもあるニャジラ体型。虎次郎は細身ですが、それでも3キロあります。

つまり、二匹合わせたら11キロ。
米袋位あるわけです。

車が無ければ運べない。
まぁ、運べないことも無いですが、暑いし、猫たちは完全室内飼いなので、表に連れ出されることで大鳴きすることは必至。
お互いのストレスのことを考えたら、やはり車で運ぶのがベスト。

そして、日曜日なので病院は16時までだし。

それに連れて行くには、キャリーバッグに入れなければならないんですが、虎次郎は若い猫なので動きが俊敏。
そして、ものすごいビビりなチキンハートなのでちょっと大きな音がしただけでもダダダダーッと猛スピードで逃げ回り、捕まえるのは至難の業。

なので、リス夫にも協力して貰えないとキャリーに入れるのが困難なわけです。

「わかった。早めに帰るよ」

リス夫をゴルフに送り出したのが、午前5時少し過ぎ。
旅行前に仕事を片付けておかねばならなかったので、連日の寝不足と早起きで睡魔に勝てず、二度寝。

目が醒めたら午前10時。
まずいまずい、シェアハウスのオーナーさんに渡すお土産を買いに行かねばです。

ちえちゃんからの事前情報で、オーナーさんはインスタントラーメン(醤油味限定)が好きだと聞いていて、インスタントラーメン?かさばるなぁとは思いましたが、好物なら仕方ない。

取りあえず、日本っぽい感じの季節感を感じるお菓子と台湾では売ってないだろうと思われるご当地系醤油ラーメンを3つ選んで買ってきました。

でも、ご当地ラーメンどんぶり部分がデカい。w

スーツケースは中ぐらいのサイズなんですが、お土産のお菓子とカップ麵で半分ぐらいスペース取られてしまいました。

で、モタモタと荷造りして、リス夫の帰りを待つも、なかなか帰って来ません。
時計の針は、すでに14時50分。

15時までに帰って来てもらわないと困る!

携帯に電話をすると

 

「あ〜、ごめーん。今、小金井街道。ゴルフ場でさぁ、車のマフラー落っこちゃってさ〜 M君(ディラーの営業担当)の所で応急処置してきたんだよ。」

 

え? 車のマフラーって落ちたらまずいんじゃぁ…
なんで、このタイミングで…

急いで帰ると言われるも、どーしたって、16時までに動物病院に行くのは間に合わない。
仕方が無いので、少し遅れて連れて行っても良いか、病院に確認をし、30分ぐらいなら大丈夫と返事も貰えたので、車で連れて行けるのはこれで大丈夫。

が、しかし!

二匹を捕獲し、それぞれをキャリーバッグに入れるというミッションは一人でせねばならなくなったのです。

銀次郎はおじいちゃん猫で、動きが鈍いのでどうにかできますが、銀次郎は先に書いたように俊敏。
逃げられたら捕まえられる自信が無い。

しかも! 5月に仕事場の引越をして、自宅の中はまだ片付けが終わってないので、プチジャングル状態。

唯一追い詰めることができるのが、寝室。
虎次郎がそこで寝ていてくれないと、このミッションの成功の確立は極めて低くなるのであります。

虎次郎様のキャリーをソッと抱え、静かに2階の寝室に移動。
すると… いた! いますたよ! リス夫のベッドの上で余裕かまして寝ている虎次郎発見!

ササッと寝室に入りすかさずドアを閉め、密室完了!
捕獲作戦開始!

が、虎次郎のビビりレーダーも素早くワタクシの進入を感知し、ベッド下に移動。
その後、部屋中を駆け巡り、飛び、隠れと格闘すること約20分。
遂に捕獲できましたが、可哀想に怯えられてしまい尻尾がタヌキみたいに毛が膨らんで、ウゥ〜〜という怯えた低い声で鳴かれてしまいました。

ごめんよ〜〜

どうにか猫二匹キャリーバッグに入れることができたのが、15時45分。
リス夫はまだ戻ってきません。

くそぅぅぅ。もう、連れて行かないとまずい。
動物病院までは、だいたい15分位で行けますが、猫二匹。11キロ…

お、重い…

筋トレしてるとは言え、キャリーの中で動くし、大声で鳴かれるし…
通常の歩行スピードでは進めない…
しかも暑い…

ですが、グダグダ言っても仕方ないので、腹を決めてヨイショっと抱え、家を出たところで、リス夫帰宅。

ギリギリですが戻ってくれて良かった〜

で、猫二匹ペットホテル預けるミッションクリア。

ホッと一安心。

帰宅後、家の掃除と生ゴミの分別などを済ませ、FBのメッセンジャーでちえちゃんとサトちゃんと最終確認。

今回、旅行初日に九份と十份に行くことにしていて、ガイド付きの車をチャーターしていたのです。
車は宿の近くまで迎えに来てもらうことになっていたんですが、肝心の宿の正確な住所の確認が取れていなくて、少々バタついていたんですが、それもなんとかクリア。

最後は事前にネットでチェックインを済ませてもらうだけ。

チェックインに必要な情報を、サトちゃんに送ると…

「あ。先生。ヤバイです…(>_<)手荷物預け終了時間が6時10分って書いてあります(;ω;) 先生間に合わないかも」

え?

そう。今回乗る飛行機は7時10分羽田発のチャイナエアライン。搭乗開始が6時40分。

私が予約した4時45分国分寺発のリムジンが羽田空港国際線ターミナルに到着予定が6時15分。

ぎゃー! 間に合わんよ。w
やっばーい!

と。このやりとりをしたのが、22時頃。w

慌てて、6時までに羽田に着く方法を再検索。

と、新宿のバスタからなら4時40分に出るリムジンバスに乗れば5時20分には到着。
もう、これしかない!
と速攻で予約。

が、どうやって新宿まで行く?

JRで行くなら、国分寺を0時3分頃に出る最終に乗らねばなりません。
タクシーなら3時半出れば深夜だし、道も空いているだろうから問題なく着くはず、ちょっと料金はかかるけど、仕方ない。

と、地元のタクシー会社に電話するも

「あ〜 すみません、その時間、もう予約がいっぱいで配車できません。」

がーん! じゃあもうJRの最終で行くしか無い!

と、この時間で、もう、23時半。w

ヤバいです。

さすがにリス夫に新宿まで送ってくれとは言えない。

あ。ちなみにリス夫は、成田空港から桃園空港というフライトです。
成田空港での集合時間は午後12時なので、時間はあると言えばありますが、ゴルフで疲れているしバタバタさせたくない。

なので、国分寺駅まで送って欲しいとお願いすると

「え? 新宿まで乗せていくよ。3時半に出れば良いんでしょ」とな。

はふーん! ありがたい! リス夫愛してる。

 

と言うことで、バタバタしつつもなんとか新宿のバスタまで送り届けてもらうことができました。

はー やれやれ。

ということで。
次はいよいよ、台湾旅行初日。

to be continued …

台湾旅行ーその1 出発前夜

2018年9月10日〜13日まで、台湾に行ってきました。
海外旅行は、約15年ぶりぐらいです。

事の発端は、今年の4月。
リス夫(夫)が、幼なじみに台湾にゴルフ旅行に行かないかと誘われているので、一緒に行く?と。

「俺はさぁ、まさちゃん(幼なじみ)とずーっとゴルフだから、あちこち一緒に回れないから、誰か一緒に行ってくれる友達誘ってみてよ。」

3月に義母の特養入所が決まり、6年(うち2年は完全介護)に及ぶ介護生活から解放された、ご褒美の意味もあり、気を遣ってのお誘いでした。

先にも書きましたが、海外旅行は超久々。
でも、いつ何があるかわからないので、パスポートは用意してありましたが、2013年に所得し、この5年、まるっきり出番無し!
あと5年で一度も使わずに期限切れ! きゃー! と、思っていたので

「行く行く! 誰か誘って行く!」

と、大はしゃぎのワタクシ。

 

 

ですが、以外と友達少ない上に、海外旅行一緒に行ってくれそうな友人達は結構忙しい。
50代半ばにもなるとですね、子供が結婚するとか、大学進学するとか、孫が生まれたとか、同じように親の介護ど真ん中とかね。
1泊2日ぐらいなら付き合ってくれても、海外となると、

「行きたいけど、今は無理〜〜」

だよね〜
私も、義母が入所してくれなければ絶対に無理でしたから。

でも、はっ! 心当たりが!

アーユルヴェーダの生徒さんで、フットワークが軽く抜群の行動力の持ち主がいた!

チエちゃん!

取りあえず、ダメ元で打診してみると

「行きたーい!」と二つ返事でOK。

よっしゃー! 同行者get!

チエちゃんは、ワタクシより10歳以上年下の看護師&助産師さん。
ヴァータピッタの彼女は、風のエネルギーが優位なヴァータさんなので、好奇心旺盛で、明るく、フットワークも軽いし、コミュニケーション力も抜群。

世界各国かなり沢山の国の渡航経験があり、人脈もあるというすごい人です。

で、そんな彼女から、台湾で友人のお母さんが経営しているシェアハウス(女子限定)があるので、リス夫とは別宿泊になるけれど、そこはどうですか?と聞かれたので、
面白そうだったし、リス夫と別々でも食事ぐらいは一緒に取れるだろうし、リス夫も幼なじみと一緒なので私が別の宿でも気にしないので、そこを押さえてもらうことにしました。

と、一つ動き出すと話はどんどん動き、もうひとり、やはりアーユルヴェーダの生徒さんの サトちゃんも一緒に行ってくれることになりました。

サトちゃんも看護師&助産師さん。
彼女は私より20歳近く年下。
ほぼほぼ娘的な年齢です。

でも、カパピッタの彼女は、すごく綿密にスケジューリングを立ててくれるしっかり者。

飛行機のチケットの予約も滞在中に目一杯時間が有効に使える時間帯と低価格だけど安全な便を選び予約してくれました。
もちろんWi-Fiなどの手配も。

この行動力抜群のちえちゃんと、超しっかり者のさとちゃんの同行の海外旅行は、この時点ですでに完璧。w
もう、怖い物なし!

なので、同じ日程で、同じ所に旅行に行く夫婦ですが、乗る飛行機も泊まるところも別々という、なんとも不思議な旅行が決定しました。

そして、74言語に対応しているという翻訳機のポケトークも購入予約。
到着は旅行直前の9月7日。ギリギリ間に合う感じです。
新しいスーツケースも買ったし。

出発前に集まって、新宿の台湾料理屋さんで旅の計画も立てたし、もう行くだけ!

 

ふふふ。なんか良い感じだわね。

と、ほくそんでいましたが、さすが15年ぶりの海外旅行。
そう簡単に何事もなくいくわけがなかったのでありました。

ということで。
to be continued …

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【旅メモ】

打ち合わせで行った台湾料理屋さん
台南担仔麺 新宿店
http://tainan-taami.com