台湾旅行ーその2 出発前夜直前

そして、9月9日。台湾旅行出発前日。

リス夫は、幼なじみのまさちゃんと旅行前日なのに

「まさちゃんがさぁ〜 最終調整したいって言うから、ゴルフ行ってくる。」とな。

そう、実は、今回のリス夫の台湾旅行は、リス夫と幼なじみのまさちゃんが加盟しているゴルフクラブ主催の旅行だったんです。
なので、20人以上の団体で行き、3日間ゴルフ三昧。

まさちゃんとは、多分3日間一緒にラウンドするんでしょうが、あと二人は初めましての人になるかもしれないから、調整したいとのこと。

で、リス夫は糖尿病なので、お弁当持たせないとなんですねー
しかも、今回は、5時には家を出る と言うことなので、私は3時半起き?

むぎゃー! まぁ、でも、いつもの事なので起きて作りましたよ。

そして、送り出す時に

「ゴルフ終わったら、早めに帰って来てね。」

これは、旅行前日ということもありますが、我が家には猫が二匹いるのです。
銀次郎(黒猫 15歳)と虎次郎(茶白 1歳)です。

 

 

この子達を動物病院のペットホテルに預ける予約をしているので、連れて行かねばなりません。

画像でなんとなくおわかりかもしれませんが、銀次郎はデブ猫。
8キロもあるニャジラ体型。虎次郎は細身ですが、それでも3キロあります。

つまり、二匹合わせたら11キロ。
米袋位あるわけです。

車が無ければ運べない。
まぁ、運べないことも無いですが、暑いし、猫たちは完全室内飼いなので、表に連れ出されることで大鳴きすることは必至。
お互いのストレスのことを考えたら、やはり車で運ぶのがベスト。

そして、日曜日なので病院は16時までだし。

それに連れて行くには、キャリーバッグに入れなければならないんですが、虎次郎は若い猫なので動きが俊敏。
そして、ものすごいビビりなチキンハートなのでちょっと大きな音がしただけでもダダダダーッと猛スピードで逃げ回り、捕まえるのは至難の業。

なので、リス夫にも協力して貰えないとキャリーに入れるのが困難なわけです。

「わかった。早めに帰るよ」

リス夫をゴルフに送り出したのが、午前5時少し過ぎ。
旅行前に仕事を片付けておかねばならなかったので、連日の寝不足と早起きで睡魔に勝てず、二度寝。

目が醒めたら午前10時。
まずいまずい、シェアハウスのオーナーさんに渡すお土産を買いに行かねばです。

ちえちゃんからの事前情報で、オーナーさんはインスタントラーメン(醤油味限定)が好きだと聞いていて、インスタントラーメン?かさばるなぁとは思いましたが、好物なら仕方ない。

取りあえず、日本っぽい感じの季節感を感じるお菓子と台湾では売ってないだろうと思われるご当地系醤油ラーメンを3つ選んで買ってきました。

でも、ご当地ラーメンどんぶり部分がデカい。w

スーツケースは中ぐらいのサイズなんですが、お土産のお菓子とカップ麵で半分ぐらいスペース取られてしまいました。

で、モタモタと荷造りして、リス夫の帰りを待つも、なかなか帰って来ません。
時計の針は、すでに14時50分。

15時までに帰って来てもらわないと困る!

携帯に電話をすると

 

「あ〜、ごめーん。今、小金井街道。ゴルフ場でさぁ、車のマフラー落っこちゃってさ〜 M君(ディラーの営業担当)の所で応急処置してきたんだよ。」

 

え? 車のマフラーって落ちたらまずいんじゃぁ…
なんで、このタイミングで…

急いで帰ると言われるも、どーしたって、16時までに動物病院に行くのは間に合わない。
仕方が無いので、少し遅れて連れて行っても良いか、病院に確認をし、30分ぐらいなら大丈夫と返事も貰えたので、車で連れて行けるのはこれで大丈夫。

が、しかし!

二匹を捕獲し、それぞれをキャリーバッグに入れるというミッションは一人でせねばならなくなったのです。

銀次郎はおじいちゃん猫で、動きが鈍いのでどうにかできますが、銀次郎は先に書いたように俊敏。
逃げられたら捕まえられる自信が無い。

しかも! 5月に仕事場の引越をして、自宅の中はまだ片付けが終わってないので、プチジャングル状態。

唯一追い詰めることができるのが、寝室。
虎次郎がそこで寝ていてくれないと、このミッションの成功の確立は極めて低くなるのであります。

虎次郎様のキャリーをソッと抱え、静かに2階の寝室に移動。
すると… いた! いますたよ! リス夫のベッドの上で余裕かまして寝ている虎次郎発見!

ササッと寝室に入りすかさずドアを閉め、密室完了!
捕獲作戦開始!

が、虎次郎のビビりレーダーも素早くワタクシの進入を感知し、ベッド下に移動。
その後、部屋中を駆け巡り、飛び、隠れと格闘すること約20分。
遂に捕獲できましたが、可哀想に怯えられてしまい尻尾がタヌキみたいに毛が膨らんで、ウゥ〜〜という怯えた低い声で鳴かれてしまいました。

ごめんよ〜〜

どうにか猫二匹キャリーバッグに入れることができたのが、15時45分。
リス夫はまだ戻ってきません。

くそぅぅぅ。もう、連れて行かないとまずい。
動物病院までは、だいたい15分位で行けますが、猫二匹。11キロ…

お、重い…

筋トレしてるとは言え、キャリーの中で動くし、大声で鳴かれるし…
通常の歩行スピードでは進めない…
しかも暑い…

ですが、グダグダ言っても仕方ないので、腹を決めてヨイショっと抱え、家を出たところで、リス夫帰宅。

ギリギリですが戻ってくれて良かった〜

で、猫二匹ペットホテル預けるミッションクリア。

ホッと一安心。

帰宅後、家の掃除と生ゴミの分別などを済ませ、FBのメッセンジャーでちえちゃんとサトちゃんと最終確認。

今回、旅行初日に九份と十份に行くことにしていて、ガイド付きの車をチャーターしていたのです。
車は宿の近くまで迎えに来てもらうことになっていたんですが、肝心の宿の正確な住所の確認が取れていなくて、少々バタついていたんですが、それもなんとかクリア。

最後は事前にネットでチェックインを済ませてもらうだけ。

チェックインに必要な情報を、サトちゃんに送ると…

「あ。先生。ヤバイです…(>_<)手荷物預け終了時間が6時10分って書いてあります(;ω;) 先生間に合わないかも」

え?

そう。今回乗る飛行機は7時10分羽田発のチャイナエアライン。搭乗開始が6時40分。

私が予約した4時45分国分寺発のリムジンが羽田空港国際線ターミナルに到着予定が6時15分。

ぎゃー! 間に合わんよ。w
やっばーい!

と。このやりとりをしたのが、22時頃。w

慌てて、6時までに羽田に着く方法を再検索。

と、新宿のバスタからなら4時40分に出るリムジンバスに乗れば5時20分には到着。
もう、これしかない!
と速攻で予約。

が、どうやって新宿まで行く?

JRで行くなら、国分寺を0時3分頃に出る最終に乗らねばなりません。
タクシーなら3時半出れば深夜だし、道も空いているだろうから問題なく着くはず、ちょっと料金はかかるけど、仕方ない。

と、地元のタクシー会社に電話するも

「あ〜 すみません、その時間、もう予約がいっぱいで配車できません。」

がーん! じゃあもうJRの最終で行くしか無い!

と、この時間で、もう、23時半。w

ヤバいです。

さすがにリス夫に新宿まで送ってくれとは言えない。

あ。ちなみにリス夫は、成田空港から桃園空港というフライトです。
成田空港での集合時間は午後12時なので、時間はあると言えばありますが、ゴルフで疲れているしバタバタさせたくない。

なので、国分寺駅まで送って欲しいとお願いすると

「え? 新宿まで乗せていくよ。3時半に出れば良いんでしょ」とな。

はふーん! ありがたい! リス夫愛してる。

 

と言うことで、バタバタしつつもなんとか新宿のバスタまで送り届けてもらうことができました。

はー やれやれ。

ということで。
次はいよいよ、台湾旅行初日。

to be continued …