5月8日に熊本でアーユルヴェーダサロンを開く友人のたてまるさんにプレゼント用に糸かけ作りました。
うっかりして、完成品の写真を撮り忘れてしまい、たてまるさんが撮影したのを送ってもらいました。
彼女とは、私が学んだアーユルヴェーダスクール(幡井勉先生開設、東洋伝承医学研究所)の同期。
学んだのは、もう20年以上前で、私もまだ30代でした。
同期生の中に、もう一人仲の良い女性 かっちゃん がいました。
私たちは同じ歳で、住んでいたところも比較的近く、同じアーユルヴェーダを学んでいても、専門が違いました。
たてまるさんは、カパピッタの看護師さんで女性と子供の健康に活かしたい。
かっちゃんは、ヴァータピッタで表参道でエステサロンの経営者、女性の美と健康に活かしたい。
私は、ピッタカパで、広告とテレビドラマ製作の仕事をしていたので、人間の心理分析に活かしたい。
カパが強めのたてまるさんは、フンワリした印象。
ヴァータが強めのかっちゃんは、好奇心旺盛の社交家さん。
ピッタが強めの私は、姐御気質。
でも、3人ともピッタがあるので、負けず嫌いの研究熱心。w
当時は、まだアーユルヴェーダの専門書も少なく、認知度も低く
インドをイメージさせる某宗教団体が派手に活動していて、
ヨガ、瞑想、インド的な事をしていると「入信したの?」と風当たりも強かったことを思い出します。
そんな環境でしたが、よく3人で集まっては情報交換したり、施術をしあったりしていました。
大人になってからの友人とは、そんなに仲良くなれないものですが、頻繁に会ったりしたりするわけではないけれど、たてまるさんとかっちゃんは、大事なお友達。
学びあうことを共にすると、絆が生まれるのだなと思います。
今回製作した糸かけは、たてまるさんのパンチャマハーブータ(五大元素)をイメージして作りました。
第2チャクラの色のオレンジベース。
中央の白い部分は光(自我)、そこから広がり、触れることのできる肉体に。
糸の色は、たてまるさんの女性性と暖かさ、優しさ、大らかさ、柔らかさ、好奇心…
頑固なところ、おっちょこちょいなところ、しょんぼりしちゃうところ…
この世界を構成する、5つのエレメントと20のグナ。
人として生まれてきた奇跡。
そして、豊かな個性を持てたことの奇跡。
私と出会ってくれて ありがとう。
そんなことを考えながら、糸をかけていきました。