女性ホルモンと女性の体

女性の体と心は、プロゲステロンとエストロゲンという2つの女性ホルモンの影響を強く受けています。

この2つの女性ホルモンは毎月の月経のコントロールもしています。

女性の体の具合は毎月、

卵胞期、排卵期、黄体期、月経期 

という、4つの周期に分けられます。

卵胞期は、低温期で卵巣の中で卵胞(卵子のこと)が成熟し、エストロゲンの分泌が盛んな時期です。

この期間は体の調子も良く、気持ちも前向きで1か月の中で一番元気な時です。
いわゆる「モテ期」です。

排卵期は、体が高温期になり成熟した卵胞が排卵され、エストロゲンは少しずつ分泌が低下し始めます。
そして、プロゲステロンの分泌が増え始めます。

黄体期は、卵胞は黄体という状態に変わり、子宮の中も受精卵が着床しやすいように子宮内膜が厚くなっています。

この期間は、プロゲステロンの影響が強く出るので、胎内の水分排出が悪くなります。

胸が張る、浮腫む、眠くなる、体が重い、イライラするといった月経前の不快症状が現れやすくなります。

月経期は、受精しなかったり、受精しても内膜に着床できなかった場合、卵胞は白体という状態になり体内で消滅します。

そして、必要の無くなった子宮内膜がはがれ落ち、月経が始まります。

この時、体は低温期に入り、エストロゲン、プロゲステロンの分泌も一気に低下します。
その為、血行が悪くなり、月経痛、頭痛、下痢などの症状が起こりやすくなります。

そして、日本には四季があります。
春は穏やかで温かく、梅雨は湿気が多い、夏は暑く、秋は穏やかだけれど乾燥し、冬は寒いといった、気温や湿度の変化がありますよね。

この気温と湿度の変化も女性の体に、大きく影響を及ぼします。

そして、人間の体には「質」があります。

体と心をコントロールする3つのエネルギー。

風のエネルギー、火のエネルギー、水のエネルギー この3つです。

アーユルヴェーダでは、

風のエネルギーはヴァータ

火のエネルギーはピッタ

水のエネルギーはカパ と いいます。

人間の体はこの3つのエネルギーの「質」を影響を強く受けています。

アーユルヴェーダでは、この体に影響する「質」のことを「体質論(ドーシャ理論)」とよんでいます。

この体の「質」は3つとも持っていますが、人によってその「質」の影響されている度合いが異なります。

ちなみに私は、ピッタカパ体質です。

ピッタの火のエネルギー と カパの水のエネルギー の 質を多く影響を受ける体質です。

詳しく書くとすごい量になってしまうので、この辺でやめておきますが、
女性の体は、この女性ホルモンと季節と体の持つ「質」によって、心と体に大きな影響を受けるのです。

例えば、今は2月の終わり、季節はまだ冬。
暖かい日も増え始めましたが、まだ朝夕は寒いし、雨などが降れば一気に冷えてきます。

この時期に、体が生理前のプロゲステロン期に入り、さらに寒くなって来ると
水のエネルギーのカパ と 風のエネルギーのヴァータが増えて、

体の代謝の悪い部分が冷え、部分的に乾燥ができ、さらにむくんでいるという
三重苦っぽい感じになっている方、多いのでは?

一番簡単な対処法は 白湯のみ と ガルシャナ です。

白湯は体の粘膜に吸収されやすいので、乾燥を防いでくれます。

ガルシャナは、シルクの手袋を使うドライマッサージです。

毛細血管を刺激し、リンパや血液の流れを良くしてくれるので代謝が上がりむくみや冷えを改善してくれます。

そうかー 

でも、自分でドライマッサージするのは面倒…

… (^_^;)

まぁ、わかります。

私も自分でやるより、やってもらいたい方です。w

そんな方に、耳寄りなお知らせ!

1年に4回だけ、ボディとメンタルのケアのセラピーやってます。

普段は、セラピストになる人の養成やカウンセリングできる知識を教える先生業ですが、3月、6月、9月、12月 に 1日だけ、個人セッションやってます。

・ガルシャナマッサージは
 全身とバストのマッサージ、背中と頭のマッサージ、バストケアマッサージ

・ヒプノセラピー という 催眠療法もやってます。
 
 ヒプノセラピーの体験談も載せてますので、どんな感じなのかなーと気になる方は 体験談 読んでみてください。

今年最初の個人セッションは、3月17日(日)です。

3月1日 から受け付け開始しますので、
興味を持って頂けましたら、是非体験しに来て下さい。

よろしくお願いします。