今日は春分の日。
昼と夜の長さが等しくなるといわれていますね。
昨日は新宿御苑に行ってきました。
桜の花のつぼみも膨らんでいたり、早咲きのものはもう満開なものもありました。
まだ寒い日もありますが、季節はもう春。
さて。暖かくなると、冬の間に体の中に溜まった、カパが表面化してきます。
カパというのは、アーユルヴェーダの人間の体を構成する3つのエネルギーのひとつです。
アーユルヴェーダの3つのエネルギーの話は
こちらのページをご参照下さい。→アーユルヴェーダの基本
冬の寒さを乗り切るために、11月から2月ぐらいまでは、カパのエネルギーが増え溜まっていきます。
カパは体力をつける、脂肪を蓄える、身体を健康に保つ免疫機能を働かせますが、
冬の間に蓄積したカパは、春の日差しを受けると溶けだし、体の中の通路を詰まらせてしまいます。
すると
水分代謝が上手くいかず冷えやむくみが起こりやすくなる。
体が重くだるさを感じる。
たくさん寝たのにすぐに眠たくなる。
消化力が落ちて胃もたれする。
口の中がネバネバした感じがする。
クシャミや鼻詰まりや目のかゆみ。
気持ちが沈み、イヤなことを思い出してしまう。
といった、不快感に悩まされることが起きてきます。
では、その対処策は… というと。
・早寝早起き
なんか当たり前みたいなことですが、良質な睡眠は脳と体を回復させてくれます。
また、睡眠も実はかなり体力を使います。
・軽い運動
カパが増えると体が重くなり、運動をする気持ちも起きにくくなりますから、まずは軽めのウォーキングがオススメです。
30分ぐらいのウォーキングでもカパを減らす効果はありますから、ぜひお試しを。
または、通勤や通学の時、エレベーターは使わず、階段を使うというのも良いと思います。
・食事の内容を見直す
人間の体は、食べたものでできています。
まずは、消化力を整え、カパを増やさないような物をとるようにしましょう。
消化力を上げるには、食前に生の生姜スライス1枚にレモン汁、岩塩少々かけたもの食べると胃の調子が整います。
苦味、渋味、辛味のある食べ物をとる。
苦味や渋味のある食べ物は山菜、菜の花、ふきのとうなどの春の旬野菜などです。
辛味は、黒コショウや生姜など。
あと、甘い物も少し控えましょう。
甘味は、体力もつけてくれますが、取り過ぎるとカパが増えてしまい、体の冷えも起こしやすくなります。
さて、春本番も、もうすぐです。
衣替えをするのと一緒に、体と心の衣替えもして、春を楽しみましょう!
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